Integrated Science of Brain Function Recovery — from Molecules to Society
「Recovery」と「-omics」を組み合わせた新概念——Recoveromics。
脳卒中・脊髄損傷後の脳機能回復メカニズムを、分子・細胞から脳神経・個体・社会レベルまで、多階層にわたって統合的に解明します。
「リカバロミクス(Recoveromics)」は、「Recovery(回復)」と「-omics(オミクス)」を組み合わせた新概念です。分子・細胞から脳神経・個体、そして社会レベルに至る多階層を一気通貫で統合し、脳機能回復のメカニズムを解明します。
4つの計画研究班(A01〜A04)が有機的に連携し、「分子・細胞 → 脳神経 → 個体 → 社会」という縦の階層と「基礎研究 ↔ 臨床 ↔ 社会実装」という横の連携で統合する一気通貫型研究設計を推進します。
脳卒中モデルマウス・サルを用いた動物実験により、脳損傷後の神経回路再構築・脳再生の分子メカニズムを世界に先駆けて解明します。カルシウムイメージング・網羅的分子発現解析・質量分析・次世代シークエンスにより、修復の分子基盤に迫ります。
脳卒中患者を対象に、脳神経活動と身体機能回復の関連メカニズムを実臨床の場で解明します。モーションキャプチャ技術による身体網羅的・経時的な計測と、頭部装着型BMIによる神経回路再構築の検出・誘導を実施します。
生活環境・社会環境という視点から脳機能回復を支え、その知見を居住空間や都市設計へと実装します。チャレンジハウス都市設計・リビングラボ・介助ロボットのデザイン、AIによる生活空間設計システムを開発します。
多層・多施設から得られる脳機能回復情報を統合解析し、領域横断的な知識基盤を構築するハブ機能を担います。DeepCOLOR法・離散幾何学・グラフ理論・神経-筋-関節シナジー解析を駆使して回復の典型パターンを抽出します。
「人間の脳機能回復の多彩さを規定する根本原理の解明」という世界未踏の課題に、学際的・統合的なアプローチで挑みます。
※ ニュース欄は、ホームページ運営開始後に随時更新予定です。