こわれた脳を治す方法はないのか?
脳卒中患者さんの手足をうごかす治療薬を開発するため、
15年以上にわたり研究を積み重ねてきました。
脳卒中の後、脳の中では何が起きているのか。
私たちは「脳が自ら治ろうとする力」を信じ、
その仕組みを一つひとつ解き明かしてきました。
脳卒中後の炎症は1週間ほどで収束します。なぜでしょう? 炎症が燃えさかる脳内で、炎症を終わらせる細胞を作るメカニズムとは。
東京都医学総合研究所で脳卒中ルネサンスプロジェクトを開始し、研究室を開きました。2023年からは東京科学大学(旧東京医科歯科大学)に研究室を移し、プロジェクトを推進しています。第1期プロジェクト「脳機能回復メカニズムは存在するか」について。
傷ついた脳はどうやって治り始めるのでしょう? 神経を修復するための脂質を脳が作り出すことを発見し、脳は自律的に治るためのメカニズムを備えた臓器であることを発見しました。
脳卒中後の機能回復は発症数ヶ月程度で見られなくなっていきます。これはどのようなメカニズムなのでしょう。このメカニズムを阻止すれば、脳機能回復が続くのでしょうか。
脳卒中ルネサンスプロジェクト第2期「脳機能回復を見る」について。研究室を開いて10年が経過し、脳機能回復のための分子・細胞メカニズムが明確になりました。第2期では、実際に脳機能回復の現場をたくさん見てみようと思います。リカバロミクスのコンセプトについて。
詳しく読む →「脳は治る臓器である」
炎症の起動から収束、修復の開始から終焉まで。
一つひとつのピースがつながり、壮大なストーリーが見えてきました。
私たちは、このストーリーの続きを書き続けます。
脳機能回復の個人差を解明し、一人ひとりに最適な治療を届けるための大規模研究プロジェクト。
ZFP384を標的としたASO治療など、修復機能を持続させる新しい治療法の開発を進めています。
空間トランスクリプトミクスやシングルセル解析で、修復の「現場」を高解像度で可視化します。